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離婚調停を弁護士に依頼するメリット

1 有利に離婚調停を進められることが多い

 離婚調停では、裁判所の調停委員に相手方との調整をしてもらいます。調停期日では、相手方と直接話すのではなく、調停委員があなたの話を聞き取り、相手方に伝えます。

 
あなたの希望する条件での解決を目指すのであれば、まずは、調停委員に、あなたの言うことを正しく理解してもらうことが必要です。

 調停委員に「なるほど、この方が言っていることはとても頷ける。それなら、この条件も分かるし、相手に理解してもらえるように話さないといけないな」と共感してもらうように話すことが必要となります。


 調停委員の共感が得られなければ、調停委員と議論になってしまい、あなたの意に添うように相手方を説得してくれることは期待できません。

弁護士に依頼していない場合に生じがちな問題点
  • 緊張や怒りなどで、これまでに夫婦間で起きたこと、言いたいことをうまく伝えられない。
  • 初めてで何を伝えればよいのかわからない。
  • 言うべきことを言わないまま、感情的に言いたいことばかりを言ってしまう。
  • 相手の主張に共感してしまっている調停委員に逆に説得されてしまう。
離婚問題の経験が豊富な弁護士に依頼をしたら
  • 調停委員との会話を適切にコントロールしてもらえる。
  • 伝えなければならない事情を過不足なく調停委員に伝えることが出来る。
  • 調停期日に同席し、あなたの言いたいことをわかりやすく整理し、調停委員が共感してくれるように伝えてもらえる。
  • 離婚調停で必要なことに重点を置いて伝えてもらえる。
  • 本人の説明がわかりにくい場合や本人が言いたいことを十分に伝えられるよう、調停の現場ですぐにフォローしてもらえる。
  • 相手の主張をふまえて説得的に反論をしてもらえる。
  • 調停の現場で不利な発言をしないで済む。
  • 調停委員が発した言葉の意味を正確に理解できるよう、調停の現場で適切に翻訳して説明が受けられる。
  • 離婚条件について、訴訟や審判になった場合の見通しを考えながら調停を進めることができる
有利な調停を進めるために弁護士に依頼することをお勧めするのは

(1)自分自身に不安のある方

  • 自分が言いたいことを裁判所の調停委員にうまく伝えることができないと不安な方
  • 余分なことまで言って自分が逆に不利になってしまうのではないかと心配な方
  • 何を言わなければいけないのか,何を言ったらいけないのかが分からない方
  • どのような説明(資料の提出)をすれば、調停委員が共感してくれるのかわからないという方

(2)相手方との比較で不安のある方

  • 相手方が弁護士を依頼している方
  • 手方はかなり口が達者、外面が良く、調停委員が騙されてしまうのではないかと心配な方
  • 調停委員は、相手方の話ばかりを信じている、相手方の言いなり、と感じている方

2 取り返しのつかない失敗をする可能性が無くなる

 同意して離婚調停が成立してしまえば、調停調書は判決と同じ効力があり、仮にその内容が不公平なものであったとしても、後でその条件を変更することは原則としてできません。

 調停を成立させてから、調停調書を持参して相談に来られた方の中には、取り返しのつかない失敗をしている方が実際にいらっしゃいます。

弁護士に依頼していない場合に生じがちな問題点
  • 調停委員に強く説得され、不利な調停条項を受け入れてしまう。
  • 調停条項の意味がよくわからないまま同意してしまう。
  • 自分から言う必要のない事実や証拠を漏らしてしまい、不利な離婚裁判を強いられる。
  • 調停条項の内容は、実は実現可能性が低い。
  • 調停条項の内容では、相手が約束を守らなかった場合の手当が出来ていない。
  • 調停条項の内容は、税務面が考慮されていない。
離婚問題の経験が豊富な弁護士に依頼をしたら
  • 調停を成立させる前に、その調停条項の持つ意味、他の類似案件との違い、リスクの説明が受けられ、納得の上に調停を成立させることができる
  • 離婚訴訟になったときの見通しをふまえて条件を受け入れるかどうかを決められる。
  • 調停中も、調停が不成立になった場合を視野に入れ、後の離婚裁判を念頭に主張立証をしていくことができる。
  • 調停を成立させるだけでなく、成立した後の実現可能性にも目配りが出来ている。
取返しのつかない心配をしないために弁護士に依頼することをお勧めするのは
  • 気が弱い方、反論するのが苦手な方・離婚に伴って不動産の処理が必要な方(住宅ローンを含む)
  • 養育費や慰謝料の支払義務が認められそうな方
  • 離婚条件が複雑になりそうな方

3 準備の時間と精神的負担が軽くなる

 調停は、裁判所に出かける物理的な時間が必要なほか、準備にも多くの時間が必要です。
 離婚までにかける時間をいかに短縮するかが大事な観点となります。

 
日々の仕事、家事育児をしながら、相手方と対立する調停を進めていくのは精神的負担は想像以上に重く、早期に解放され、新たな人生を歩み始めることが望ましいといえます。

弁護士に依頼していない場合に生じがちな問題点
  • 仕事の時間や睡眠時間を削って準備しなければならない。
  • 準備が不十分なまま調停に臨み、自分に有利な主張立証が満足にできない。
  • 調停委員から求められた準備をしないまま調停に臨み、調停委員の気持ちが自分から離れてしまう。
  • 相手が受けいれるはずもない離婚条件を提示して、調停手続を停滞させてしまう。
  • 相手から有利な条件が提示された際に即座に成立させなかったため、相手方が提案を撤回してしまう。
離婚問題の経験豊富な弁護士に依頼をしたら
  • 何より、自分の味方がいるという精神的な安心感が得られる。
  • 弁護士に依頼をして調停を起こすという行動は、離婚の意思が固いことを示すことになります。相手方がまだやり直せるという期待をしているような場合には、その期待が報われず、あきらめざるを得ないと考える動機となりえます。
  • 書類の収集、申立書の作成等、申立の準備がスムーズにでき,申立までの時間を短縮できる。
  • 準備に煩わされる精神的負担や時間が減少する。
  • 十分な準備をして調停に臨むことで出来、毎回の調停期日が充実する(解決が早くなる)。
  • 相手の主張や提案に対し、その場で弁護士からアドバイスを受け、即座の対応ができる。
時間や精神的負担を軽減するために弁護士に依頼することをお勧めするのは
  • 仕事や子どもが小さい等で忙しく、自分で準備する時間が取りにくい方
  • 離婚問題で自分自身が精神的に疲労していると感じる方
  • 相手方の言うこと(離婚条件)が毎回ころころ変わる,と感じている方
  • 早期の再婚を希望している方
  • 早期に離婚して公営住宅に転居したり、児童扶養手当を受給や市町村の福祉的サービスを受けたいと思っている方

4 調停の進行について、適切に意見してもらえる

 調停の進行については、適切に意見を述べることも重要です。
 調停を不成立にするのか、続行するのかはもちろん、次回期日までに双方が検討すべき事項、準備・提出すべき資料等について、きちんと確認しておかなければ期日が無駄になってしまいます。
 訴訟解決を見据えている場合には、話し合いが平行線で進展の見通しが無い場合、だらだらと調停を続けるのではなく、速やかに調停の不成立を求めていくことも考えなければなりません。

 
相手方が不合理な主張に終始している場合には、相手方が自己の意思を維持するのであれば、速やかに調停を不成立にして欲しいと希望することで、相手方の態度が変わる場合もあります。

 親権や面会交流が主な争点となっているケースでは、積極的に調査官の関与(調査)を求めていくといったことも考えられます。

5 調停委員からの説得に対峙してもらえる

 自分で離婚調停を進めている途中で当事務所に法律相談にお越しになられた方の中に「自分は納得できないのに調停委員から強く譲歩を求められている」というご相談があります。

 まずは調停委員が譲歩を求めている意図を正しく理解しなければなりませんが、それが少なくともご本人にとって「絶対に譲れない条件」「絶対に譲るべきでない条件」である場合には、毅然と「譲歩できない」とNoを表明することが大事です。

 逆に、話し合いが平行線になりつつあり、調停委員会が不成立を検討し始めているような場合には、話し合いによる解決を希望している旨を適切に伝え、調停を不成立にしないように求めることもあります。

 離婚調停では、「調停委員にだけは伝えたいが、相手には伝えないで欲しい」といった事柄が必ず出てきます。
 相手に伝える事項と、調停委員にだけ伝える事項を適切に切り分けながら調停を進行させることが大切です。

6 弁護士に依頼するデメリットは?

 デメリットとして、弁護士費用がかかることでしょうか。

 しかし、重い病気にかかったとき、治療費がかかることを「デメリット」とは考えませんよね。
 離婚調停は、今後の人生を決める重大局面です。
 一生に一度の方が殆どでしょう。
 自分は最善の手を尽くしたと思えるかどうかだと思います。
 後悔しない選択をなさってください。


 弁護士費用については、各弁護士によってまちまちですので、インターネットで依頼したいと考える弁護士の費用を調べたり、実際に相談に行って見積もりを出してもらうようにしましょう。

7 弁護士に依頼するかどうかについての私の考え

 離婚は、人生の岐路、その後の人生を大きく左右する場面になります。

 確かに、離婚調停は、自分で進めることも出来る手続ですが、ここで失敗すると一生後悔することにもなりかねません。

 弁護士が提供するのは、目に見えない法的なサービスであり、依頼してもしなくても結果は変わらないかもしれません。

 しかし、話し合いの過程での負担や将来への不安は大きく減少しているはずでしょうし、納得感も得られやすいと思います。
 結果は相手があることですので約束されるものではありませんが、その部分も大事なのではないかと思っています。


 人生においてお金をかけてもよい場面というのは何度か出てくると思いますが(例えば、お子さんの学費、先進医療等)、沢山の離婚調停、離婚訴訟を経験してきた中で思うことは、離婚もそのお金をかけるべき一場面であるということです。

 お金は後からでも手に入れることは出来るかもしれませんが、時間は戻すことは出来ません。

 
まずは、相談に行ってみて、この弁護士に頼みたいと思うことが出来たなら(当事務所でなくても構いません)、依頼をする方を選択しておくことが大事だと思います。

 全面的にこの方に依頼したいと思える弁護士に出会えると幸せですね。

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弁護士:須山幸一郎

兵庫県弁護士会所属
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