調停を弁護士を依頼するメリットを詳しくまとめました。
離婚調停では、裁判所の調停委員に相手方との調整をしてもらいます。調停期日では、相手方と直接話すのではなく、調停委員があなたの話を聞き取り、相手方に伝えます。
あなたの希望する条件での解決をめざすのであれば、まずは、調停委員に、あなたの言うことを正しく理解してもらうことが必要です。
調停委員に「なるほど、この方が言っていることはとても頷ける。それなら、この条件も分かるし、相手に理解してもらえるように話さないといけないな」と共感してもらうように話すことが必要となります。
調停委員の共感が得られなければ、調停委員と議論になってしまい、あなたの意に添うように相手方を説得してくれることは期待できません。
(1)自分自身に不安のある方
(2)相手方との比較で不安のある方
同意して離婚調停が成立してしまえば、調停調書は判決と同じ効力があり、仮にその内容が不公平なものであったとしても、後でその条件を変更することは原則としてできません。
調停を成立させてから、調停調書を持参して相談に来られた方の中には、取り返しのつかない失敗をしている方が実際にいらっしゃいます。
調停は、裁判所に出かける物理的な時間が必要なほか、準備にも多くの時間が必要です。
離婚までにかける時間をいかに短縮するかが大事な観点となります。
日々の仕事、家事育児をしながら、相手方と対立する調停を進めていくのは精神的負担は想像以上に重く、早期に解放され、新たな人生を歩み始めることが望ましいといえます。
デメリットとして、弁護士費用がかかることでしょうか。
しかし、重い病気にかかったとき、治療費がかかることを「デメリット」とは考えませんよね。
要はお金を払ってでも、最善の手を尽くしたいと思えるかどうかだと思います。
弁護士費用については、各弁護士によってまちまちですので、インターネットで依頼したいと考える弁護士の費用を調べたり、実際に相談に行って見積もりを出してもらうようにしましょう。
離婚は、人生の岐路、その後の人生を大きく左右する場面になります。
確かに、離婚調停は、自分で進めることも出来る手続ですが、ここで失敗すると一生後悔することにもなりかねません。
弁護士が提供するのは、目に見えない法的なサービスであり、依頼してもしなくても結果は変わらないかもしれません。
しかし、話し合いの過程での負担や将来への不安は大きく減少しているはずでしょうし、納得感も得られやすいと思います。
結果は相手があることですので約束されるものではありませんが、その部分も大事なのではないかと思っています。
人生においてお金をかけてもよい場面というのは何度か出てくると思いますが(例えば、お子さんの学費、先進医療等)、沢山の離婚調停、離婚訴訟を経験してきた中で思うことは、離婚もそのお金をかけるべき一場面であるということです。
お金は後からでも手に入れることは出来るかもしれませんが、時間は戻すことは出来ません。
まずは、相談に行ってみて、この弁護士に頼みたいと思うことが出来たなら(当事務所でなくても構いません)、依頼をする方を選択しておくことが大事だと思います。
逆に、頭の中で「???」が生じるような弁護士には依頼しないことも大切です。この辺りは医者と同じでしょうか。
全面的にこの方に依頼したいと思える弁護士に出会えると幸せですね。
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